エピソード2 ももとさくら −出産−

 何とか仲良く、さくらも立場をわきまえ、ももの下についていた。
 ところが、今年の6月さくらがシーズンを迎えた。するともももシーズンを迎えていた。何も競わなくてもいいのに・・・。シーズンが来たら2匹は交配に出す予定だったため、念のため仲良く獣医さんにいき、スメア検査を受ける。さくらのほうが3日ぐらい早かった。
 無事に交配も終わり、赤ちゃんができたことを確認。さくらは3匹、ももは2匹だった。生まれるのが楽しみでしょうがなかったが心配事が一つ。きっとさくらのほうが先に産むだろう、ももは?まさかまた、競って産み落とすんじゃぁ・・・?

8月10日 
午前3:00 さくら 第1子 出産
 〃 6:30     第2子 出産
            (ゆりちゃん)
 〃 9:30     第3子 出産

 あ〜やれやれ。さくらは子供をとても優しく舐めて、お世話をしている。お乳もたくさん出ているようで、一安心。
 さくらと子供たちは隔離してあるので他の犬たちからは見えないのに、匂うんだろうなぁ。とても興奮して落ち着かない。ももは特に落ち着きがなく、くう〜ん、くう〜んとないている。

 夕方になってももちゃんの体温を測る。あれ!?下がってる!!ま、まさか!まだ、用意していなかった産箱を急いで作成。ももを中に入れる。入れたとたん、ほりほりを始めしきりに泣いている。もものお腹の子は2匹で、結構大きかったため、はじめから帝王切開を予定していた。急いでパパさんに連絡をし、なんとか仕事を終えて帰ってきてもらった。その足で病院へ直行。

8月10日 
午後8:00 もも 第1子 
   車の中で出産(あずきちゃん)
午後9:30 病院へ到着 
   手術台にあげたとたん、子供の足がでた
   引っ張ってもらって、何とか第2子出産(だいずくん)

 病院から帰るともう、日付がかわっていた・・・。何という1日だろう。
 それにしても、ももの執念はすごい。「私も産むわよぉ!!」言わんばかりに産みよった。次はは子育てバトルだ・・・。お願い、仲良くしてね。
2001.8